2009年01月13日
信販会社の対応(最終回)
おそらく今日の書き込みで殆どの業者は網羅出来たのではないでしょうか。
そう言う訳で信販会社については一応、終了とさせて頂きます。
何か新たな情報やリクエスト等があれば補充して行く事にします。
楽○KC
→仙台を本拠地にするプロ野球球団を保有する会社が、中堅の信販会社を
平成17年に買収し商号変更したものであり、その1年後にオ○エント
コーポレーションに事業の一部門を吸収分割により引き継がせネット系
クレジット会社になったものである。
キャッシングに関しては平成18年1月より法定金利に移行したものの
以前は1回払い、リボ払いで多少異なるものの25%前後の金利であり
縮減する事が可能な会社である。
J○東日本(ビ○ーカード)
→意外なイメージはあるがキャッシング事業における歴史は比較的古く
平成5年頃からである。一部のカードを除きキャッシングにおける金利
は28%台と高かったのであるが、貸金業者への裁判判断が厳しくなり
始めた平成18年から法定金利に変更したため以前の分に関しては縮減
が可能である。対応もさすがにスマートである。
N○Tファイナンス
→当事務所でもあまり扱った事の無かった会社であります。
基本的に個人を対象とした事業をあまり展開していないので認知度的
には低いもののれっきとしたN○Tの子会社である。
この会社に関しては情報があまりないので、詳しくは不明である。
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2009年01月09日
信販会社の対応(その6)
ここまで信販会社は相当数書いてきましたが、次くらいで大体の会社は
記載出来そうな感じですね。
セ○ンファン○ックス(似た商号はありますが別物です。)
→ク○ディ○ゾンに略すと似ていますが、こちらは西○グループです。
本社も大阪にあり、最近のCMは馬(ドリームパスポート?)だった
気がします。ここも現在は法定金利内での貸付になってはいますが、
平成19年3月頃から先行して金利を↓しましたがそれ以前は24~
28%の高金利でしたので縮減する事が可能です。
イ○ンクレジット(スーパーのイメージ)
→イ○ングループのスーパー各店で一定の日に提示すると割引するCM
が印象深いですが、比較的お得感のあるイメージでしょうか?
上記のセ○ンファン○ックスと同様に平成19年頃から法定金利に移行
しましたが、以前は同様に18~26%くらいの金利でキャッシング
での貸付を行っていましたので、縮減する事が可能です。
取りあえず今日のところはこの辺で終了にしておきます。
恐らく次回あたりで信販系は終了でしょうか?
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2009年01月08日
信販会社の対応(その5)
これから書く3社については近いうちに合併して三○住○グループ傘下で新会社を設立する予定です。
ク○ーク(シュールなCMが印象的でしたね。)
→昔は東総信(闘争心)と言う名称でこれまたシュールなCMを流して
いたのですが、合併とともに現在のク○ークに商号変更しました。
他の会社に歩調を併せて現在は、法定金利になってますが東総信時代
から高い金利でのキャッシングを行っており専門家が介入すると取引
履歴の引き直し計算をして開示し、過払い金があれば清算に応じます。
との書面を送付してきます。ちなみにク○ークローンとは少し前まで
グループでしたが、現在は関係が切れてます。
オーエ○シー(アルファベットの方がなじみあり)
→もともと大手スーパーであるダ○エー系のカードとして発展してきた
経緯がある。しかし、ダ○エーの業績悪化に伴い三○住○グループと
現在は提携している。キャッシングの金利も平成17年から法定金利
に変更したもののそれまではやはり高金利での貸出しであったため
減縮することが可能な会社である。
セ○ト○ルファイナンス(CFカードの名称が有名)
→名古屋に本社があり、旧東○銀行系の信販会社であった。
現三○東○U○Jが筆頭株主であったため合併に伴いそのグループに
一時属していたが意見の相違から離脱し現在は、三○住○グループの
会社である。この頃から低金利に変更した模様であるが上記の2社と
同様にそれまでは高金利での貸出しをしていたので減縮が可能である。
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2009年01月07日
信販会社の対応(その4)
こうして書いてみると信販会社の数も多く、1人当たりが保有するカード
が多いのも頷けますね。
さて、引き続き続けていきましょう。
ラ○フカード(オダギリジョーのCMもうやらないのかな?)
→様々なカードの種類を扱っている会社ですが、一般的には普通のカード
の他にキャッシング専門のプレイカードを利用している方が多い様な気
がします。
最近になって利息を法定利率に下げたせいかプレイカードの発行を中止
し通常のカードに統一したようですが、以前は高い金利での貸し出しも
していましたので、長く使用している方は借金の縮減が可能です。
借金が残る場合でも比較的柔軟に対応してくれる会社と言う印象です。
オ○ックスクレジット(CMは篠原涼子でしたっけ。)
→最近はおまとめローンなどの商品も扱っておりますが、昔からある会社
の割には当初から低金利(法定金利)内での貸付を行っており専門家が
介入して引き直し計算しても減額が出来ない会社です。
借金が残った場合の交渉でも穏やかに(分割払い)に対応してくれます。
ニッ○ン・ジー・イー・クレジット(ニッ○ンの方が通りやすいかも。)
→どちらかと言うと通販会社と言うイメージが強く、しかも女性もの中心
なせいかここを利用している方は女性が殆どと言う印象でしょうか?
マジカルカードと言う名称のカードを発行しておりショッピングに利用
している方が多いのですが、キャッシングは27%と言う高金利で貸付
ており減縮する事が出来ます。
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2009年01月06日
信販会社の対応(その3)
意外と信販会社も多いので順次書き続けて行きます。
三○住○カード(現在のCMは木村佳乃でしたっけ?)
→言わずと知れたメガバンクグループの傘下にある信販会社です。
現在、キャッシングは一括とリボ(極度設定)の2つに大きく分類
されている。特に一括の場合、平成19年以前は27・8%と言う
消費者金融並みの金利であったため、これを利用していた顧客の場合
はある程度の減縮が可能であるが、比較的ショッピングでの利用が
主である傾向が当事務所では多い。
専門家が介入しても大人しいのは大手のせいであろうか?
オ○コ(正式名称よりこちらの方が通りがいいか。)
→現在、大手商社の伊藤忠商事が筆頭株主であり昔から第一勧業銀行
(現みずほコーポレーション)との結びつきが強い。現在みずほ
銀行のカードローンの保証会社でもある。
信販会社の割には収益をクレジット商品が占める割合が高い。
金利に関しては以前、25%前後での貸付をしていたので減縮できる。
借金が残った場合に一括弁済を申し出ても弁済日までの遅延損害金を
まける事はないのは、収益がクレジットに依存する比率が高いせいか。
ア○ラス
→以前は中小規模と言ったイメージの強い会社でしたが、2004年から
新生銀行グループに属してます。つい最近になり金利を法定利率に修正
したようですが、当事務所が把握している限りでは昨年まで29.2%
近い金利でキャッシングしていた会社です。
最近になり新生銀行グループを前面に押し出してきたのでイメージ的に
悪いので金利を法定利率に修正したのでしょうか?
のでしょう。
2009年01月05日
信販会社の対応(その2)
明けましておめでとうございます。本年も色々な情報を書いて行きたいと思いますので、よろしくお願いします。早速、続きから始めたいと思います。
ジャッ○ス
→一昔前はよくTVCMを見ましたが、最近はやっていないようですね。
本社が北海道なのでたくぎん(北海道拓殖銀行)の破綻の影響から
地域経済が冷え込み余裕がないのかも知れません。
ここはショッピングは当然の事ながら、キャッシングの金利もH9年
以降は低いので引き直し計算をしても借金を減縮する事は出来ない業者
の1つです。
借金の分割弁済には応じてくれる会社なので、その点は同様です。
エ○スカード(駅のそばの丸○)
→昔は、赤いカードの名称で丸○が行っておりましたがH19年に事業
を分割するにあたりエ○スカードが承継しました。
ゼ○ファーストも同様のグループ会社にあたります。尚、専門家が介入
しますとエ○アールアイ債権回収に回収を委託するのが特徴です。
現在のキャッシングの金利は制限内ですが、以前の金利は消費者金融と
同様に高かったので、付き合いが丸○時代からならば減縮が可能です。
しかしながら、H9年以前のデーターは廃棄したとの書面を必ず添付
して「以前の書類を保持してる場合は考慮するのは吝かでない。」旨の
主張をしてくるので、以前から付き合いがある場合には裏付ける証拠が
ないと厳しいです。
分割弁済のは普通に応じてくれます。
2008年12月26日
信販会社の対応(その1)
信販系の業者も消費者金融に劣らず相当数がありますが当事務所に相談に
来られる依頼人の方が使用頻度が多いものから順次書いて行きたいと思い
ます。信販系はショッピング枠もあるせいか総じて開示が遅いですね。
ニ○ス(正式名は三○U○FJニ○ス)
→つい最近、本店を移転しました。開示までは1月以上かかるのですが
キチンと貸金と非貸金(ショッピング)に分けて引き直し計算をして
開示してくれるので手が掛からない業者です。
過払い金の返還についてもほぼ100%の確率で返還してくれますし
そういった意味では優良な会社です。(バックも大きいですしね。)
J○B
→ここも老舗の部類に入る業者ですが、顧客情報を一括で管理している
部署が札幌なので開示は遅いです。ニ○スと同様に項目別の引き直し
計算してきてくれますが、少々見づらい取引履歴なのが面倒と言えば
面倒です。キャッシングの金利に関してもH9年以降、利息制限法を
下回る利率で貸しているので減額は難しいものがあります。
借金が残った場合にこちらから和解案送ると上の指示を仰いでからの
返答になるので比較的時間がかかる業者でもあります。
クレ○ィセ○ン
→こちらは信販系にしては開示も早く、引き直し計算もしてきてくれます
ので手がかからない業者ですね。
過払い金の返還も多少の値切りはあるものの100%に近い返還を履行
してくれます。ただ、借金が残った場合には頻繁に方針伺いの手紙を
送ってきますし、部署が違うのは電話でも同じ内容の問い合わせが面倒
とい得ます。
取りあえず本年度の更新はこれで終了とさせて頂きまして年明けから再び
更新をしたいと思っております。
皆さんよいお年を!!
(連絡事項)
当事務所では年末年始ともに電話での面談予約やメール相談を受け付けて
おりますので、一人で悩まずに気軽にお問い合わせ下さい。
2008年12月25日
任意整理における各社の対応(その5)
本日紹介するのは所謂メガバンク系の業者であり当初から法定利息内での貸し
出しをしているために債務(借金)の減額が望めない業者です。
アッ○ローン(三井○友グループ)
→9・5~18%の低金利でスピード審査、即日融資が特徴である。
貸し出し金額も一般の消費者金融より多いために比較的収入の多い方は
利用しやすい。また、大手銀行のグループ会社であるため安心感がある
ようである。しかしながら保証会社がプロ○スであるため、返済を遅滞
したり専門家が介入するとすぐさまプロ○スに代位弁済をさせて離脱。
以降の交渉および返済はプロ○スが担当するが、アッ○ローンよりも
遅延損害金が高いので、時間が経つにつれ借金が膨らんでしまう。
D○キャッ○ュワン(三○東○U○Jグループ)
→12~18%でスピード審査、即日融資をうりにするのは共通である。
その他、貸し出し条件等はアッ○ローンや後記のモ○ットとあまり相違
がないが、最大の特徴は同じグループであるモ○ット同様に保証会社が
ない点であろう。専門家が介入しても以外とノンビリしている傾向が
見受けられる。
モ○ット(三○東○U○Jグループ)
→9・8~18%の金利ではあるが、スピード審査、即日融資はうたって
おらず貸し出しには比較的慎重である。
D○キャッ○ュワンと同様に保証会社がない。(銀行本体の考え方か?)
しかしながら、専門家が介入した後の対応はD○キャッ○ュワンと大きく
異なり、頻繁に経過報告を求める書面や電話がかかってくるのが特徴。
また、他の消費者金融と異なり借金が残った場合に一括返済を申し出ても
1円たりとも譲歩することがない。
上記の3社は金利も低くイメージもよいので比較的借りやすい業者ですが、
所詮は金利で儲けている業者には間違いないので、イメージに惑わされる
ことのない様にして下さい。
明日からは信販系で利用者が多いものから書いていきます。
2008年12月24日
任意整理における各社の対応(その4)
引き続き各社の対応につき書いて行きたいと思います。
プ○ーバ
→他の業者に比べると比較的金利が低いのが特徴である。
とは言っても、22~23%であり利息制限法を超過しているので必ず
しも良心的とは言いがたいであろう。ここの面白いところは契約での
弁済期を1日でも遅延するとその遅滞した日数分のみ利息が29・2%
になるが、遅れても支払いをすると元の22~23%に戻るところで
ある。過払金は多少値切ってくるが支払いは早いのが特徴。
富○クレジット
→神田周辺の小規模な業者であり、ニッコウファイナンスから債権譲渡を
うけている。開示が非常に遅い上にニッコウファイナンス分の取引履歴
は倉庫に保管してるとかで「1人で倉庫から探すので大変なんです。」
がお決まりのセリフ。(笑)
小規模な業者のせいか過払金の請求に対しても渋い返事に終始する。
S○Iイコールクレジット
→契約書は作成するものの借入れおよび返済もネットで行うためにカード
を他の業者のように作成しないのが最大の特徴である。
履歴の開示も早い方で法定利息(15~20%)に引き直したものを
出してくるが過払利息(5%)は必ずカットしてくる。
この他にも腐るほどの業者があるが、当事務所の統計から依頼人の方が
利用する頻度の多いものにつき書かせて頂きたいと思います。
明日は利息制限法を厳守しており債務(借金)の圧縮が不可能な銀行系
の業者について書かせて頂き、その後は信販系の業者を扱います。
2008年12月22日
任意整理における各社の対応(その3)
先日に引き続き中小業者の対応につき書いていきたいと思います。
エ○ワ
→小口の貸付を主に行っており契約ごとに借用証書・同意書を作成する
対応。個別取引の主張をするのが目的であろうと思われる。
取引履歴の開示も契約ごとに個別に紙を作成してくるが、明らかに
一連取引である。
過払いがあると個別取引を主張し、譲らないケースが多いために訴訟
になる場合が多いが、答弁書提出のみで殆ど出席はしてこない。
借金が残った場合には分割弁済には応じるが振込みが遅れるとすぐに
催促の電話がくるのが特徴。
ア○ル(民事再生中である。)
→今年、春先に民事再生を申立て。申立て前の対応としては過払金の額
を積極的に争ってくる事はないが、資金難からか支払日が3~6ヶ月
先にして欲しい旨の泣き落としが得意。(笑)
今月12日が再生計画案提出予定だったが、いまだに公表されてない
ので何割返還されるか現時点では不明である。
ただ、借金が残った顧客に対しては一括弁済しか認めないとの対応を
しており自己の借金(過払金)は減額して貰うのに回収は貪欲にする
ふざけた会社である。
S○コーポレーション(旧三○ファイナンス)
→受任通知を送るとすぐさまFAXで開示するが、借金が残る場合には
「何日までならこの金額で和解に応じるが、以降は一切応じません。」
といった内容を週一のペースで送ってくるのが特徴でした。
一方、過払金がある場合には10~20%の提示しかしてこないため
訴訟で争うしかない会社だったが、あまりに酷いので今年になって
債権者から破産申立てを起こされた。その後、同社のスポンサーに
かざかファイナンスが名乗りを挙げ、誠実に対応していく旨を誓った
ため取り下げがなされたが、スポンサーの意向により借金が残る場合
には一括返済しか認めない旨の対応を取り始めた模様である。
フ○ックス(旧クレ○ィア)
→つい最近、再生手続きが完了し過払金の40%返還が実行されており
S○コーポレーションと同様にかざかファイナンスがスポンサーに
付いたのを機に商号を変更したものである。
しかしながら、スポンサーが同一のために借金が残った顧客には一括
返済しか認めない対応を取り始めておりS○コーポレーション同様に
問題の多い業者である。