2008年12月24日
任意整理における各社の対応(その4)
引き続き各社の対応につき書いて行きたいと思います。
プ○ーバ
→他の業者に比べると比較的金利が低いのが特徴である。
とは言っても、22~23%であり利息制限法を超過しているので必ず
しも良心的とは言いがたいであろう。ここの面白いところは契約での
弁済期を1日でも遅延するとその遅滞した日数分のみ利息が29・2%
になるが、遅れても支払いをすると元の22~23%に戻るところで
ある。過払金は多少値切ってくるが支払いは早いのが特徴。
富○クレジット
→神田周辺の小規模な業者であり、ニッコウファイナンスから債権譲渡を
うけている。開示が非常に遅い上にニッコウファイナンス分の取引履歴
は倉庫に保管してるとかで「1人で倉庫から探すので大変なんです。」
がお決まりのセリフ。(笑)
小規模な業者のせいか過払金の請求に対しても渋い返事に終始する。
S○Iイコールクレジット
→契約書は作成するものの借入れおよび返済もネットで行うためにカード
を他の業者のように作成しないのが最大の特徴である。
履歴の開示も早い方で法定利息(15~20%)に引き直したものを
出してくるが過払利息(5%)は必ずカットしてくる。
この他にも腐るほどの業者があるが、当事務所の統計から依頼人の方が
利用する頻度の多いものにつき書かせて頂きたいと思います。
明日は利息制限法を厳守しており債務(借金)の圧縮が不可能な銀行系
の業者について書かせて頂き、その後は信販系の業者を扱います。
at 16時12分 | コメント(0)
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