債務整理・裁判ブログ

2008年12月15日

過払い金がある場合(その1)

業者から提出された取引履歴を再計算してみると既に完済している場合が
あります。この場合、この払い過ぎの部分が言わば消費者金融等の業者に
貯金していたとも言えるので当然の事ながら返却を求める事になります。
手順としましては返答に1~2週間の期限を切った請求書面を相手方に
FAXで送ります。
ここでの対応も業者ごとにバラバラでして期限前に連絡してくる業者
こちらからかけないと反応のない業者担当者が決まってないので決まり
次第連絡します。と返答を先延ばしする業者と様々です。
その後、具体的な過払い金の返還交渉がスタートする訳ですが、こちらの
主張に対する業者の反応もまた様々です。
比較的、信販系の会社と一部の大手消費者金融は問題がない場合には素直
に話しがまとまります。
ここで言う問題と言うのは途中で一旦完済して、数年後に再度取引を開始
してる様な場合です。
この様な問題のある場合ですと、業者は自分らに都合のいい主張に終始して
話し合いが難航することが非常に多いのが実情です。
この問題点は明日以降に細かく説明させて頂きたいと思います。

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